目的はなんだっけ? ~ その②<「柔らかさ」より『しなやかさ』> ~
2月に入りました。
明日3日は節分、そして、4日は立春です。もっとも春とは名ばかりでまだまだ寒い日が続きますので、コロナやインフルエンザにはくれぐれも注意していただきたいと思います。
コロナにもインフルエンザにも縁のない文教センターの竹本です。
前号は、何を目指して身体の柔軟性を高めるのか…というテーマでした。
ストレッチと聞くと、前屈して掌が床にペタッと着いて当たり前、中には開脚して脚が180度開くようにならなければならないと思っている猛者もいるというお話しをしました。
このことからストレッチの目的が「身体を柔らかくすること」自体に偏りがち…ということが分かってきました。
もちろん柔らかくなることで得られるメリットはたくさんあります。
身近なところでは怪我の予防があげられます。柔軟性の高い人の方がそうでない人より転倒リスクは確実に軽減します。
もし転倒しても受けるダメージを軽減できます。健康のために運動している人も怪我予防と言う観点から柔軟性が高いことの意義は非常に大きいと言えます。
柔軟性が高まると日常の活動量が増加するというのもあります。
関節可動域の拡大自体が活動量を押し上げますし、動作の制約が軽減することで動きやすくなった分だけ活動量が増加するという効果もあります。
活動量の増加は代謝の活性化につながります。このように柔軟性が高まることによって実に様々なメリットがあります。
加えて意外なメリットもあります。
メンタルが良い状態になるのです。
これは当社直営サロンのお客様に多数の事例があります。
私も毎日ファイブストレッチマシンを使って身体をしなやかに保つことを習慣化している一人ですが、メンタルをとても良い状態に保つ効果を実感しています。
私の場合は軟体動物のように過度に柔軟性を高めることを目的としているのではなく、身体をしなやかに保つことを意識しています。
そうしたらメンタルも非常に良い状態に保たれることに気付くことが出来ました。
コロナ禍が始まって以降、経営的にシビアな状況に直面する機会の連続でしたが、メンタルが折れそうになることは全くありませんでした。
むしろ内々からエネルギーが湧き起ってくるのを実感するほどメンタルの状態は良かったと感じています。
そしてこの事実と毎朝のルーチンとは確実に関係していると言い切ることが出来ます。
少し話しが散らかってしまいました。
話しが散らかった原因は、「ストレッチ」「柔らかさ」「柔軟性」など似ているけれど微妙にニュアンスの違う言葉を多用したからだと思います。
モビリティケアⓇサロンでは、ファイブストレッチマシンとモビリティケアⓇを用いて、身体の『しなやかさ』を引き出していきます。
『しなやかさ』は、その人にとって無理のない範囲の『広い可動域』と『その動きを支える強さ』が融合した状態です。
そして、その『しなやかさ』は身体だけにとどまらず、心にも波及していきます。
次回は、モビリティケアⓇと呼吸の関係について触れたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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