人生100年時代 ~ その①<自立の終焉…健康寿命> ~
こんにちは!文教センターの竹本です。
3回に亘って、運動習慣の「有・無」の狭間には人生の質を左右する大きなギャップがあることについて触れてきました。
そのギャップは「運動の敷居が高い」ことに関係していること、モビリティケアⓇは自発動を促し体調を上向かせるプリミティブなメソッドで身体に負荷をかけずに行えることから、身体を動かすことが苦手な人にも手軽に出来て「運動の敷居を下げる」特徴があることなどをお話ししてきました。
日本では、既に超高齢化が始まっています。
世界保健機関(WHO)発表の2021年の世界各国の平均寿命ランキングでは、ランキング対象国183ヵ国中、日本は84.3歳で堂々の1位(2位:スイス、3位:韓国)となっています。
一方、厚生労働省が発表した2021年の日本人の平均寿命は、女性が87.6歳、男性が81.5歳です。また、同じく厚労省発表の簡易生命表によれば、現在40歳(1980年生まれ)の女性で90歳まで生きることが見込まれるのは21.2%(5人に1人)ですが、現在2歳(2020年生まれ)の女性では52.6%(2人に1人)と、実に過半数の人が90歳以上生きることが見込まれています。
統計には様々な種類がありますが、年齢統計の確度は非常に高く、災害や疫病、戦争などで一時に大量の人が亡くなるような事象が起こらなければ、ほぼ外れませんから、このことは非常に重い現実ということができるのではないでしょうか。
更にこの現実に「健康寿命」が絡んでくると事態は深刻になります。
「平均寿命」は0歳の人が死ぬまでの期間の平均値ですが、「健康寿命」は「自立した生活ができる期間」の平均値となります。
要は自立生活の終焉が「健康寿命」という訳です。日本の健康寿命は74.1歳と、平均寿命と共に世界1位に着けています。
平均寿命84.3歳から健康寿命74.1歳を引くと10.2歳(10.2年)となります。
これが何を意味するかというと日本人は自立した生活ができない期間が平均して10年を超えているということです。平均10年ということは5年で済むかも知れませんし、15年かかるかも知れません。
仮に5年としても、5年の長きに亘って人の手を頼らなければ日常生活が送れないとしたら…私には、ちょっと無理そうです。家族には、「もしそうなったら、その時は私の大好きな山に捨てていいからね…」と言ってあります。山岳救助隊の隊員さんに聞かれたらしこたま叱られそうですが…。
このように人生100年時代は、もう直ぐそこまで来ています。
そして、一見当たり前のように考えてしまいがちな「好きな時に、好きなことが出来る自由」が、人生の終盤になって10年間も失われる可能性があるのです。
モビリティケアⓇは、そんな現実を目の当たりにして悲嘆に暮れる人を減らして、何歳になっても明るくポジティブな人生を送る人を一人でも多くしていくことができる無限の可能性を秘めたメソッドです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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