狭間(はざま) ~ その➀ ~
こんにちは!文教センターの竹本です。
前回は、ストレッチマシンの『ファイブ』を有効活用するためのハンドセラピーが『モビリティケアⓇ』ということ。ハードウェアの『ファイブ』とソフトウェアの『モビリティケアⓇ』とが一体となることによって、真似されにくくなるということについて触れました。
今回はモビリティケアⓇサロンのメインアイテムである『ファイブ』と『モビリティケアⓇ』が、超高齢化社会を迎えつつある日本でどのように役立てるかについて考えてみます。テーマがテーマなだけに話しの裾野が広がります。すこし堅い話になりますが、今回から3回連続でこのテーマについて考えてみたいと思います。
当社は、総合フィットネスクラブ(10店舗)とリハビリ型デイサービス(5店舗)を運営していますが、それぞれに通われているのは全く違った属性の方々です。一言で言ってしまうと前者は年齢に関係なく元気ハツラツな方々で、後者は、こちらも年齢に関係なく行動の自由がかなり制限された方々です。イメージしていただき易くするために違った表現をすると同じ70歳でも、フィットネスクラブに通っている人は毎日1,000m以上泳いでもピンピンしていて、デイサービスに通っている人はトイレに行くにも人の介助を必要とする…それくらい身体状態に隔たりがあります。
デイサービスに通われている方の中には、病気によって体の自由が利かなくなった人と、元々運動習慣がなく加齢と共に体力が低下したことによって体の自由が奪われていった人とがいます。前者であっても運動習慣が無かったために病気になってしまった方も少なくありません。
フィットネスクラブの事業者として、多くの人々に健康でいてほしい…だから運動習慣を身に付けてほしいと思っています。運動によって基礎体力や筋力を保つことで、成人病の罹患リスクを回避したり、加齢による体力低下を確実に抑えることが出来るからです。
一方「たら」「れば」を言っても仕方ないのですが、デイサービスの事業者としてご利用者様を見るにつけ、もし運動習慣があれば、身体の不自由な状態を回避したり、もっと症状を軽減出来たのではないか…と悔しい思いをすることが本当に多くあります。これらのことを通じて、やはり運動習慣を世に拡げることは私たちの使命との思いを日々新たにしています。
しかし、現実問題として運動習慣のない人の方が圧倒的に多いのです。なぜ習慣化出来ないのか?人によってそれぞれ理由は違いますが、以前のこのブログでも触れた通り本質的には『運動はきつい』➔『きついことはしたくない』ということが背景にあるのだと思います。
このように運動習慣のある・なしの「狭間」には人生を大きく左右する要素が凝縮されています。次回は、今回に続いて超高齢化社会・日本における『モビリティケアⓇ』のお役目の果たし方について考えていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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