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ひと目惚れ

2022.10.01

皆さん、こんにちは!文教センターの竹本です。今回は、モビリティケアⓇサロンの必須アイテム「ファイブストレッチマシン」との出会いを回想します。

今を遡ること5年半前の2017年4月4日、私と浅野俊介(モビリティケアⓇディレクター)はドイツのフランクフルトにいました。目的は、ケルンで開催中のヨーロッパ最大のフィットネス展示会(FIBO)の視察です。

フランクフルトからICEに乗車してケルンに入り、その足で展示会場のケルンメッセに向かいました。ケルンメッセは、11のホールで構成されており、その面積は東京ビッグサイトの約3倍という広さです。それでもドイツでは三番目の規模と言いますから、大陸規格に圧倒されました。

田舎者でおろおろするばかりの私を尻目に、同行した浅野は、生来の怖いもの知らずの性格が幸いして精力的に展示会場を動き回り情報収集に努めていました。その時は二人共にその直後に運命的な出会いが待っているとは夢にも思っていませんでした。

浅野と合流して、たくさんの人で賑わっているブースに足を踏み入れました。ファイブコンセプト社の展示ブースでした。そこには、美しいフォルムをした木製のストレッチマシンが並んでいました。インテリアと言われても頷いてしまいそうなモダンなデザインに先ずは釘付けになりました。触れてみると温かい木のぬくもりが伝わってきました。そして、実際に使用してみると特定の筋肉がスムーズに伸びる感覚が実に心地よい刺激となって、じわじわ~と全身に広がっていきました。一緒に試していた浅野も同じ感覚を味わっていました。これが、モビリティケアⓇサロンに欠かすことの出来ないアイテムであるファイブコンセプト社のストレッチマシンとの出会いでした。

その場で浅野と興奮気味に話したのを憶えています。『これは日本に持っていくしかないよね』と。浅野とこんな話をしたのは、日本のフィットネス参加人口の少なさに対する危機意識があったからです。欧米のフィットネス参加率と比較すると日本のそれは極端に低いのが実情です。原因は日本の国民皆保険制度等諸説ありますが、体を動かすことが健康に良いことは分かっていても「運動≒きつい」「健康になること≒頑張らなければいけない」等の先入観が根強いことが人々の行動にブレーキをかけていることも見逃してはならないと感じています。とにかく欧米に比べるとかなり少ないのです。このストレッチマシンは、そんな敬遠層に身を置く人たちにとって敷居を下げる可能性に富んでいると直感しました。

その後調べていくと、このストレッチマシンはドイツの理学療法士が考案したもので、ヨーロッパを中心に、フィットネスクラブ、病院のリハビリテーションセンター、プロスポーツチーム等、世界19ヶ国、1,400ヶ所以上に導入されていることが分かりました。

次回は、10月の中旬頃のアップを予定しています。内容は、モビリティケアⓇの誕生秘話です。

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

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